自己分析、実はここでつまずく人が多いんです
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この記事を読むとわかること:(読了目安:4分)
自己分析でつまずく理由は、次の3パターンにほぼ集約されます。
- ①正解を探そうとする
- ②一度で終わらせようとする
- ③自分の言葉で書かない
自分がどれに当てはまるかを知るだけで、驚くほど進めやすくなります。今すぐ結論だけ知りたい方は、この先の3つのタイプを見出しだけ拾い読みしても構いません。じっくり整理したい方は、順番に読んでみてください。
はじめに:自己分析、途中で手が止まっていませんか
「自己分析をやってみよう」と思ってワークシートを開いたものの、途中で手が止まってしまった——そんな経験、ありませんか。自己分析は多くの人がつまずくプロセスです。あなただけができていないわけではありません。
実際に多くの相談を受けてきた中で気づいたのですが、つまずき方には、ある程度共通したパターンがあるんです。自己分析でつまずいていると、日常のちょっとした場面でも心がざわつくことがあります。友人との集まりで「そろそろ転職とか考えてる?」と聞かれて、うまく答えられず愛想笑いで流してしまう。家族から「結局どうしたいの」と聞かれて、はっきり返せない自分にモヤモヤする——そんな経験がある人も少なくありません。自己分析のつまずきは、机の上のワークシートだけの問題ではなく、人との何気ない会話でふと言葉に詰まる場面にもつながっています。
実際、マイナビキャリアリサーチLabの調査(2025年、20〜50代の転職者1,800名対象)によると、転職時に自己分析を「行った」と回答した人は67.1%にとどまります。裏を返せば、3人に1人以上は自己分析をしないまま、あるいは途中で終えたまま転職活動を進めているということです。一方で、自己分析を行った人は行わなかった人よりキャリア満足度が約30ポイント高いというデータもあり、つまずきながらでも向き合う価値は十分にあります(出典:マイナビキャリアリサーチLab「よりよいキャリア選択に必要な『自己分析』とは?」)。
自己分析3大つまずきパターン
自己分析3大つまずきパターン
① 正解探し型
「これで合っているのか」と正解探しを始めて手が止まるタイプ
→ 採点でなく言葉を増やす作業と捉える
② 一括完了型
一回で完璧に終わらせようとしてプレッシャーで書けなくなるタイプ
→ テーマを分けて少しずつ進める
③ 借り物の言葉型
診断結果や他人の例をそのまま当てはめようとするタイプ
→ 自分の言葉に言い換える
セルフチェック:あなたはどのタイプに近い?
あてはまるものをチェックしてください。
A. 正解探し型
B. 一括完了型
C. 借り物の言葉型
診断結果
A:0個 B:0個 C:0個
チェックを入れると、一番多いタイプに応じたヒントが表示されます
つまずいたときの対処法
正解探し型で止まっている人は、「正解を出す」のではなく「今の自分が思っていることを書き出す」に目的を切り替えてみてください。一括完了型で止まっている人は、一度に全部やろうとせず、強み・価値観・経歴など、テーマを分けて少しずつ進めるのがおすすめです。借り物の言葉型で止まっている人は、診断結果はあくまで「材料」として使い、最後は自分の言葉で言い換えることを意識してみてください。例えば診断結果に「コミュニケーション能力がある」と出たら、そのまま書き写すのではなく、「初対面の人にも自分から話しかけて、場の空気を和ませることが多い」のように、実際にあった場面まで具体的に思い出して言い換えてみる。それだけで、急に自分の言葉として腑に落ちてきます。
自己分析は「一度きり」で終わらせなくていい
自己分析は、就職・転職のタイミングだけでなく、節目ごとに見直していいものです。今回書いた内容が、将来変わっても問題ありません。むしろ変わっていくのが自然なんですよね。
つまずくのは、進んでいる証拠
自己分析でつまずくのは、真剣に向き合っているからこそ起きることです。3つのパターンを知り、つまずきの正体を言葉にしておくだけで、次に手が止まったときの対処がしやすくなります。自分の言葉で状況を整理できるようになると、友人や家族からのふとした質問にも、愛想笑いで流さずすっと言葉にできるようになります。それだけで、日常の何気ない会話の気まずさが減り、気持ちの余裕も変わってきます。「強み」の言語化でつまずいている方はそちらの記事から、「価値観」の整理でつまずいている方はそちらから、自己分析全体を見直したい方はガイドから読み進めてみてください。
次に読む記事
- 面接で聞かれる「あなたの強みは?」——ちゃんと答えられますか?(強みの言語化でつまずいている方に)
- 何を大事にして働きたい?自分の「価値観」を知る方法(価値観の整理でつまずいている方に)
- 自分に合う働き方を見つけるための自己分析〜全体ガイド〜(自己分析全体を見直したい方に)
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。
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目的別に進める4つの調べ方
1. 今の年収と求人相場を比べる
平均給与だけでは参考になりません。国税庁の令和6年分調査では民間給与の平均は478万円ですが、年代や業種による差は大きいからです。実際に自分の職種・経験年数・地域に近い求人を10件程度見て、提示年収の最低額と最高額の範囲を確認することが大切です。
詳しい手順は転職サイトで相場を確認する方法で解説しています。
2. 経歴を棚卸しして、経験を言葉にする
まずは「やったこと」「工夫したこと」「得た成果」の3点を整理します。この段階の目的は金額を出すことではなく、経験を他社にも伝わる言葉にすることです。
詳しい手順は経歴の棚卸しの進め方を見るで解説しています。
3. エージェントに相談して、個別に客観視する
求人検索だけでは見えにくい強み・応募できる求人・現実的な年収幅を確認したい場合は、転職エージェントへの相談が向いています。得意な業界や年代は会社ごとに異なるため、1社の意見を唯一の答えにしないことも大切です。
エージェントの選び方は転職エージェントの選び方を、相談型サービスの特徴はパソナキャリアの概要を参考にしてください。
4. スカウト型サービスで、市場からの反応を見る
忙しくて面談の時間を取りにくい場合は、経歴を登録し、どの企業やエージェントから反応があるかを見る方法があります。提示される職種や条件を、求人相場や相談結果と合わせて確認しましょう。
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