「私、何をしてきたんだっけ」——経歴の整理から始めよう
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この記事を読むとわかること:(読了目安:6分)
経歴の棚卸しは、「やったこと」だけでなく「そのとき考えたこと・工夫したこと」まで書き出すと、自分でも気づかなかった強みが見えてきます。
自分のキャリアを言葉にできますか?
日々の業務に追われていると、自分がこれまで何を積み重ねてきたか、意外と把握できていないものです。経歴を整理しておくと、面接で「あなたの強みは?」と聞かれたときにその場で慌てず答えられます。また、職務経歴書や転職サイトのプロフィール作成も進めやすくなります。
さらに重要なのは、自分の経験を把握することで、初めて客観的な自己評価ができるという点です。自分の市場価値を正しく認識できれば、転職活動でも納得のいく条件交渉ができるようになります。
苦労する職務経歴書
転職経験者を対象とした調査では、職務経歴書の作成で「自己PR」の項目に苦労したと答えた人が約37%に上ります。実は「これといった実績はありません」と思っていた方でも、棚卸しをじっくりやってみると、思いの外いろいろな工夫や成果が出てくるものです。多くの人が「自分の経験をどう言葉にするか」でつまずいているのです。
職務経歴書づくりで、手が止まるのは珍しくない
職務経歴書を作った経験がある500人のうち、約8割が作成に苦労したと回答しています。書けないのは、経験が足りないからとは限りません。
出典:株式会社ビズヒッツ「職務経歴書の作成で苦労した項目ランキング」(2021年4月調査、転職経験者500人)
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まずは経歴のおさいから
経歴のおさらいは次の3ステップですすめられます。
経歴たな卸し3点セット
数字で書くときは「頑張った」ではなく「売上を前年比120%にした」のように、具体的な成果を示します。数字にできる実績が思いつかない場合は、「担当件数」「関わった人数」「かかった期間」など、量や時間に置き換えられないか考えてみてください。
多くの人はやった事の羅列だけで満足してしまいますが、実はその時に考えたことや身についたことにこそ、自分らしい強みが隠れています。同じ業務内容でも、考え方や工夫は人によって全く違うからです。
例えば、営業職で「淡々とノルマをこなしているだけ」だと思っていたAさんも、考えたこと・得たものまで書いてみたら、毎回「相手が困っていることを先回りして提案していた」という共通点に気づきました。やったことだけを見ていたときは気づかなかった、一貫した強みが初めて見えたのです。
うまく書けないときのコツ
「特別な実績がない」と感じて手が止まってしまう方もいるかもしれません。ただ、大きな実績である必要はありません。日常業務の中の小さな工夫や、地道に続けてきたことも、立派な整理の材料です。それでも書けないときは、一人で完璧にまとめようとせず、思いついたことから箇条書きで書き出してみてください。順番や体裁は後から整えれば十分です。
経歴整理が終わったら
経歴整理シートができたら、「そこから得たもの」の欄に注目してみてください。複数の職場で繰り返し出てくるキーワードは、あなたの一貫した強みである可能性が高いです。面接で強みを聞かれたときの材料にもなります。
まとめ:経歴の整理は、自分を知る一番の近道
「何をしてきたんだっけ」という状態は、経験が無いのではなく、まだ言葉にして整理していないだけです。3点セットで書き出してみると、自分でも忘れていた強みや工夫が見えてきます。やったことだけでは見えなかった何かに気づけたら、それが「自分を知る」第一歩です。
棚卸しした内容は、市場価値をセルフチェックしてみるで紹介している転職サイトでの相場確認や、エージェント・スカウト型サービスへの登録時に、自己紹介やプロフィール欄の材料としてそのまま使えます。
書き出した内容を面接でどう言葉にするか知りたい方は強みの答え方の記事から、市場での評価を確認したい方は市場価値チェックから、自己分析全体にじっくり取り組みたい方はガイドから読み進めてみてください。
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