当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています

この記事を読むとわかること:(読了目安:6分)

市場価値を構成する4つの指標「求人側の需要」「経験の再現性」「プロの評価」「提示年収」とその確認方法がわかります。

市場価値とは?

市場価値は、年収や今の会社での評価だけで測れるものではありません。
自分の経験が社外でどんな条件で求められるかが基準になります。
次の4つの指標を重ねて確認すると、今の立ち位置を落ち着いて把握しやすくなります。

  • 求人側の需要
  • 経験の再現性
  • プロの評価
  • 提示年収

1、求人側の需要

求人側の需要はあなたの経験やスキルを求める企業がどれだけあるかを示す指標です。

優れた経験でも、求人が少なければ市場価値は上がりにくくなります。転職サイトで職種やスキルを検索し、求人数や募集条件を確認すると、需要の大きさをつかめます。

2、経験の再現性

経験の再現性はあなたのこれまでの成果を、職場が変わっても再現できるかを示す指標です。

会社の看板や上司の力ではなく、自分のスキルや工夫で出した成果なら、他社でも通用すると評価されます。成果が出た理由を具体的に説明できるかがポイントです。

3、プロの評価

プロの評価とは転職エージェントなど、採用市場に詳しい専門家の見立てです。

自己評価は主観に偏りがちですが、多くの求職者と企業を見てきたプロなら、強み・弱みや狙える求人の水準を客観的に判断できます。複数人に相談すると精度が上がります。

4、提示年収

提示年収とは企業が実際に提示する年収額で、市場価値を最もわかりやすく数字で示す指標です。

スカウトサービスに届くオファーや、選考で示される条件を見れば、今の自分がいくらで評価されているかを具体的に知ることができます。

では、これらの指標は実際にどう確かめればよいのでしょうか。次は、今の状況に合わせて選べる4つの調べ方を紹介します。

市場価値を確かめる4つの方法(フェーズ別の選び方)

市場価値を確かめる方法は4つあり、2つのフェーズに分けられます。

転職を考え始めた「検討フェーズ」なら、求人相場の確認や経験の整理から。具体的に動き出す「行動フェーズ」なら、エージェントへの相談やスカウト型サービスの活用から始めるのがおすすめです。

まずはひとつ試し、必要に応じて他の方法と組み合わせると、市場価値をより正確につかめます。調べた結果、今の職場で働き続ける、条件を見直すといった判断につなげても大丈夫です。

1. 今の年収と求人相場を比べる
(検討フェーズ)

目的:自分の職種・経験に近い求人で、年収や条件の相場をつかむこと。
平均給与だけを自分の相場として使うことはできません。国税庁の令和6年分調査では民間給与の平均は478万円ですが、年代や業種による差は大きいからです。まずは自分の職種・経験年数・地域に近い求人を10件程度見て、提示年収の範囲と、あわせて求められている経験をメモしてみましょう。今日すぐ結論を出すためではなく、比較する材料を集める作業です。

詳しい手順は転職サイトで相場を確認する方法で解説しています。

2. 経歴を整理して、経験を言葉にする
(検討フェーズ)

目的:経験を他社にも伝わる言葉にし、再現できる強みを見つけること。
まずは直近の仕事を一つ選び、「やったこと」「工夫したこと」「得た成果」の3点をメモします。いきなり職務経歴書を完成させたり、すべての経験を整理したりしなくてかまいません。経験を他社にも伝わる言葉にする作業です。

詳しい手順は経歴の整理の仕方を見るで解説しています。

3. エージェントに相談して、個別に客観視する
(行動フェーズ)

目的:自分の経験が市場でどう見られるかを、専門家の視点で確かめること。
求人検索だけでは見えにくい、自分の経験の見られ方や求人の選択肢を、人に相談しながら整理したい場合に検討できます。相談するなら、まず「今知りたいこと」を一つ決めておくと話を整理しやすくなります。相談した時点で転職を決める必要はなく、提案は判断材料の一つとして持ち帰れます。得意な業界や年代は会社ごとに異なるため、1社の意見を唯一の答えにしないことも大切です。

詳しい手順はエージェント相談で市場価値を客観視する方法で解説しています。どのエージェントに相談するか迷ったら、転職エージェントの選び方やパソナキャリアの概要を参考にしてください。

4. スカウト型サービスで、市場からの反応を見る
(行動フェーズ)

目的:企業から実際にどんな条件で声がかかるかを見て、市場の反応を知ること。
まずは自分のペースで市場の反応を見たい場合に候補となる方法です。職務経歴を登録した後、案内が届いたら職種や条件が自分の希望と合うかを確認します。反応の有無や提示内容だけで市場価値を決めず、求人相場や自分の経験整理と並べて読みましょう。興味を持てる案内がなければ、応募に進まず、情報収集をそこで止めてもかまいません。

詳しい手順はスカウト型サービスで市場価値への反応を見る方法で解説しています。まだ登録していない方はスカウト型サービスが向く人を確認するを参考にしてください。無料で市場価値を診断したい方はミイダスという方法もあります。

無料で適性・年収相場・企業からの反応を一度に診断するなら

・200万人以上の年収データ×7万人の転職実績で、あなたの本当の市場価値が見える
・HRアワード受賞のコンピテンシー診断で、職務適性やストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプが分かる
・経歴情報や診断結果をもとに、企業からスカウトが届く。「面接確約スカウト」なら書類選考なし、応募するだけですぐ選考に進める

よくある質問

Q:市場価値が希望より低く感じたら、何から見直せばいい?

1つの診断結果だけで「自分の価値が低い」と決める必要はありません。まずは、希望する職種・勤務地の求人で求められる経験を確認し、経験の伝え方や希望条件にズレがないかを見てみましょう。足りないスキルが見えた場合は、今後身につけることを整理する材料にもなります。まずは、リスキリングで何をすればいいかも確認してみてください。転職サイトで相場を確認する方法と経歴の整理の仕方も参考にしてください。

Q:市場価値はどのくらいの間隔で確認すればいい?

共通の有効期限はありません。職歴や希望条件が変わったとき、転職を具体的に考え始めたときに確認し直すのがおすすめです。変化がなくても、半年〜1年に一度ほど求人相場を見直すと、今の状況を把握しやすくなります。

まとめ

市場価値は、年収や今の会社での評価だけで測れるものではなく、自分の経験が社外でどんな条件で求められるかで決まります。思っていたより低く感じても、一つの数字や1社の意見だけで結論を急ぐ必要はありません。求人側の需要、経験の再現性、プロの評価、提示年収の4つを重ねて確かめることで、今の立ち位置が落ち着いて見えてきます。
自己分析全体から整理したい方は、自分に合う働き方を見つけるための自己分析ガイドもあわせてご覧ください。

ABOUT ME
ゆうさん
長年、Web制作の側面から人材業界のお仕事のお手伝いをしてきた「はたらき方ナビ」運営者。企業の採用担当者や転職エージェントとの関わりの中で見えてきた実情をもとに、「今の仕事のままでいいのか」と迷う方が自分の状況を言葉にし、次の一歩を選べるようになる情報を発信しています。