未経験からのプログラミング学習の始め方
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この記事を読むとわかること:(読了目安:6分)
未経験からプログラミングを学ぶ際の職種・言語の選び方、独学とスクールの違い、学習時間の考え方、転職準備の進め方がわかります。
未経験から始めるなら、言語選びの前に職種を知る
「プログラミングを学んで転職したい」と思っても、言語や学び方、必要な時間が見えないと最初の一歩を決めにくいものです。まずは転職を決断するのではなく、どんな仕事に興味があるかと、今の生活で確保できそうな時間を整理しましょう。
学ぶ言語や学習方法は、目指す仕事によって変わります。ここでは選び方と生活に合わせた学習計画、転職に向けて準備できることを順に紹介します。
目的から学ぶプログラミング言語を選ぶ
「人気だから」という理由だけで言語を選ぶより、どんな仕事をしたいかを先に考えるほうが、学習内容を絞りやすくなります。Web系の仕事でも、画面を作る仕事と、サービスの裏側を支える仕事では、学ぶ内容が異なります。
dodaの解説では、Webプログラマーが学ぶ言語の例としてJavaScript、PHP、Java、Rubyなどを挙げています。また、Web画面の作成にはHTMLやCSSの基礎知識も必要と説明しています。
- Webページの画面や動きに関心がある:HTML・CSSの基礎とJavaScriptから調べる
- Webサービスの裏側の処理に関心がある:PHP、Java、Rubyなどを候補にし、希望する求人で使われる技術を確認する
- まだ職種を決めきれない:求人情報をいくつか見て、仕事内容や必要な技術に共通点があるか探す
最初から複数の言語を同時に学ぶ必要はありません。求人票を見比べ、興味を持てる仕事内容と、募集で繰り返し求められている技術を手がかりに、最初の学習テーマを一つ決めてみましょう。
独学とプログラミングスクールを比べる
独学とスクールには、それぞれ異なる負担と支援があります。費用だけでなく、学習内容を自分で組み立てられるか、質問や添削を受けたいか、学習に使える時間はどれくらいかを基準に選びましょう。
【独学とスクール、合いやすい人】
① 独学
合いやすい人:まず費用を抑えて試したい人、自分で教材や進め方を選びたい人
確認したい点:学ぶ順番や、つまずいたときに質問できる方法を用意できるか
② プログラミングスクール
合いやすい人:カリキュラムに沿って学びたい人、質問や学習支援を利用したい人
確認したい点:受講料の総額、質問できる時間・期間、転職支援の内容や条件
独学は無料教材などから始めやすい一方、学ぶ範囲や順番を自分で決める必要があります。スクールはカリキュラムや支援を利用できますが、費用や支援内容はサービスごとに異なります。転職支援があっても、就職・転職が保証されるとは限らないため、条件を確認してください。
迷っている場合は、まず無料教材を一つ選び、実際に手を動かしてみる方法があります。学習の進め方やつまずきやすい点がわかってから、有料講座やスクールを検討しても遅くありません。
学習時間は生活から逆算して決める
学習時間に一律の正解はありません。目標とする職種、これまでの経験、教材やカリキュラムによって必要な時間は変わるため、検討中の講座が示す学習時間を確認し、週単位に直して続けられるか考えるのが現実的です。
たとえば、CodeCampのエンジニア転職コースは、受講期間を4か月、想定学習時間を400時間と案内しています。これは同コースの設計例であり、独学を含む未経験者全員に必要な時間を示すものではありません。400時間を4か月で確保するには、単純計算で週25時間ほどの学習が必要になります。
計画を立てるときは、平日の仕事終わりや休日に何時間使えるかだけでなく、家事、育児、休息、友人や家族と過ごす時間も含めて考えます。たとえば、次のように書き出してみてください。
- 学習に使える曜日と時間帯
- その時間を確保した場合に減らす予定の活動
- 予定どおり進まなかった週に、取り戻す方法や休む日
学習を始めるために、毎日の生活を大きく変える必要はありません。無理なく続けられる時間から始め、実際に続いた量を見て計画を調整しましょう。仕事や家庭の状況が変われば、学習ペースを見直してもかまいません。
IT・通信エンジニアの求人倍率は10.68倍、全職種平均の4倍以上
求人1件に対して転職希望者が何人いるかを示す「求人倍率」を見ると、IT・通信系エンジニアは全職種平均の4倍以上の水準です。数字の高さは売り手市場、つまり人材が不足していることを示しており、未経験からの挑戦でもチャンスが閉ざされているわけではないことがうかがえます。ただし倍率が高いのは求人数の多さによるもので、未経験者がそのまま歓迎されるとは限らない点には注意が必要です。
学んだことを作品にして説明する
未経験から転職を考えるときは、学んだ内容を自分の言葉で説明できるようにしておくと、経験や関心を伝える材料になります。大規模なサービスを作ることより、まずは小さな制作物を一つ完成させ、どのように考えて作ったかを整理してみましょう。
制作物について、次の点を短くまとめておくと振り返りにも使えます。
- 何を解決するものか、誰が使う想定か
- どの技術を使い、なぜ選んだか
- 作る途中で困ったことと、どう解決したか
- 次に改善するとしたら、どこを変えるか
求人によって求める経験や選考方法は異なります。ポートフォリオが必須かどうかを決めつけず、応募先の募集要項を確認しながら、学習成果を伝える方法を選んでください。
独学に不安があるなら、研修付きでエンジニアを目指す道もある
プログラミングを学んでから転職する方法だけでなく、入社後の研修を通じてエンジニアを目指す採用を調べる方法もあります。独学を続けることが難しい場合や、学びながら仕事を探したい場合に、比較候補の一つになります。
たとえば、BREXA SOLVIAの採用サイトは、入社後3か月間の実践型研修を案内しています。研修は共通の基礎研修と職種別研修で構成され、フロントエンド、バックエンド、インフラ、AI、QAなどを扱うと説明されています。
同社の採用サイトに掲載された集計では、平均残業時間は月6.8時間、有休消化率は88%とされています。これは同社が公表する集計値であり、配属先や個人の働き方が同じ条件になることを示すものではありません。応募を考える場合は、希望職種の仕事内容、研修後の配属、勤務条件、研修中の待遇などを個別に確認しましょう。
オンライン採用説明会では、説明会自体で合否は決まらず、履歴書などの提出も不要と案内されています。応募を決める前の情報収集として内容を確認する方法もあります。
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まとめ:目的を定めてから学び始める
未経験からのプログラミング学習は、人気の言語を選ぶより、目指したい仕事と続けられる時間を整理するところから始まります。独学やスクール、研修付き採用を比べ、まずは小さな教材や説明会で学習の相性を確かめましょう。作品を一つ作って学んだことを説明できるようにすると、転職するかどうかを考える材料も増えていきます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。
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