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この記事を読むとわかること:(読了目安:6分)
「休みが足りない」という感覚は、次の3つのタイプに分けられます。

  • 休日の絶対量が足りないタイプ
  • 休みはあっても取れないタイプ
  • 休んでも気持ちが切り替えられないタイプ

この記事を読み終える頃には、自分がどのタイプに近いか分かり、「休みの日数を増やす」だけでは解決しない場合があることにも気づけるはずです。厚生労働省の調査でも、休暇が十分取れている人はまだ多数派とは言えません。この記事の後半には、自分がどのタイプに近いかがわかるセルフチェックも用意しています。チェックを入れていくだけで、モヤモヤが言葉になり、状況が整理されていきます。ぜひ活用してみてください。

はじめに:休み明けなのに、もう疲れが取れていませんか

友人や同期が有給を使って旅行に出かけたり、家族との時間をゆっくり過ごしたりしている話をSNSやランチの雑談で見聞きして、「そういえば自分は、最後にちゃんと休んだのはいつだっけ」とふと立ち止まったことはありませんか。

せっかくの休日なのに、なぜか仕事のことが頭から離れず、気づいたら夕方——そんな1日を過ごして、月曜の朝に「休んだはずなのに疲れが取れていない」と感じることはありませんか。

「休みなのに全然休んだ気がしない」「有給を取りたいのに、なんとなく言い出しづらい」——そんな感覚を抱えていませんか。子どもの学校行事や親の通院の付き添いなど、休みたいタイミングが重なる場面で、結局今回も言い出せなかった、という方もいるかもしれません。休みが足りないと感じるのは、決してわがままではありません。

人材業界に長く身を置いていると、「休みが足りない」という理由で転職を考える方の相談を本当によく受けます。ただ、その正体をよく聞いていくと、原因は人によってかなり違うんですよね。

「休み」の量が増えても、解決しない場合がある

見落とされがちなのですが、休日の「数」の問題だと思い込んでいると、対策を間違えることがあります。有給休暇を増やしても、休日にも仕事のメールやチャットが気になって心から休めない人にとっては、日数を増やすことそのものは根本的な解決になりません。量の問題と、質の問題は別物として扱う必要があります。

「休みが足りない」を3つに分けて考えてみる

休みが足りない3パターン

① 絶対量不足型

そもそも会社の休日日数・有給付与日数自体が少ないケース
→ 業界水準と比較してみる

② 取れない型

制度上は休みがあるのに、取りづらいと感じているケース
→ 有給を取りやすくする工夫を相談

③ 切り替えられない型

オンオフの境界が薄いケース
→ 緊急時以外連絡しないルールを決める

厚生労働省「令和6年就労条件総合調査」によると、2024年の年次有給休暇取得率は66.9%と過去最高を更新しました。ただし政府が掲げる目標(2028年までに70%以上)にはまだ届いていません。労働者1人あたりの平均付与日数18.1日に対し、実際の取得日数は12.1日にとどまっています。

出典:厚生労働省「令和6年就労条件総合調査の概況」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/24/dl/gaikyou.pdf

有給休暇「付与日数」と「取得日数」の差(2024年)

平均付与日数 18.1日のうち平均取得日数 12.1日(66.9%)

出典:厚生労働省「令和6年就労条件総合調査」

つまり、制度上の休みが増えても、実際に「取れている」とは限らないのが今の日本の実情なんですよね。「自分の取り方が悪いのかな」と自分を責める必要はありません。

セルフチェック:あなたの「休み不足」タイプと、次にできること

あてはまるものをチェックしてください。

A. 絶対量不足型

B. 取れない型

C. 切り替えられない型

診断結果

A:0 B:0 C:0

チェックを入れると、一番多いタイプに応じたヒントが表示されます

Aが多かった人
まず今の会社の休日制度が業界水準と比べてどうなのかを確認してみましょう。それでも見劣りするようなら、休日制度が整った会社への転職も選択肢に入ってきます。このタイプのゴールは、休日日数そのものを見直す視点を持てることです。

Bが多かった人
まず上司や人事に「有給を取りやすくする工夫」を相談してみましょう。それでも変わらなければ、有給取得率を公開している会社を転職先の判断材料にするのも一つの手です。このタイプのゴールは、「制度を変える」以外にも休みやすくする工夫がまだ試せると気づくことです。

Cが多かった人
まず「休日は緊急時以外連絡しない」といったルールを自分の中で決めてみましょう。それでも難しい環境なら、オンオフの切り替えがしやすい職場を探すのも一つの手です。このタイプのゴールは、「休みの日数を増やす」以外の解決策があると分かることです。

まとめ:休みが足りないと感じるのは、自然な反応です

「休みが足りない」という感覚の背景には、制度・運用・働き方という異なる原因が隠れています。3つのタイプのどれに近いかを、まず言葉にしてみるだけでも、次に何をすべきかが見えてくるはずです。日数を増やすことがすべての答えではない、という視点も持っておいてください。上のセルフチェックで一番多かったタイプの「次にできること」から、無理のない範囲で試してみてください。休み以外の悩みも整理したい方、頑張りが評価されないモヤモヤも感じている方、自分に合う働き方そのものを見直したい方で、次に読むといい記事が変わります。自分の状況に近いものから読み進めてみてください。

疲れているときに、無理に大きく動く必要はありません。まずは時間をかけずに進められる方法から。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。

#休みが足りない #ワークライフバランス #有給休暇 #働き方 #セルフチェック

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ゆうさん
長年、Web制作の側面から人材業界のお仕事のお手伝いをしてきた「はたらき方ナビ」運営者。企業の採用担当者や転職エージェントとの関わりの中で見えてきた実情をもとに、「今の仕事のままでいいのか」と迷う方が自分の状況を言葉にし、次の一歩を選べるようになる情報を発信しています。