当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

この記事を読むとわかること:(読了目安:4分)
「転職する?残る?」の判断は、感情だけで決めなくて大丈夫です。「変えられる問題か」「時間が解決するか」「同じ不満がこの先も続くか」——3つの問いに答えてみると、驚くほど整理しやすくなります。この記事を読み終える頃には、ぐるぐる考え続ける状態から抜け出し、次に何を確かめればいいかが分かっている状態になります。

残業から帰った夜、布団の中で「辞めるべきか、残るべきか」をぐるぐる考えて、気づいたら明け方だった——そんな夜を過ごしたことはありませんか。この堂々巡りは、翌日の仕事の集中力だけでなく、休日の気分にまで影を落とします。

はじめに:「辞める」か「残る」か、堂々巡りになっていませんか

不満があるたびに「辞めようかな」と思い、少し落ち着くと「でも今の職場にもいいところはあるし」と考え直す——そんな堂々巡りを繰り返していませんか。感情だけで判断しようとすると、答えが出にくいのは当然なんですよね。

同僚が「もう決めた、来月で辞める」とあっさり報告してきて、自分と同じくらい不満を漏らしていたはずなのに、いつの間にそんなに踏ん切りがついたんだろうと戸惑ったことはありませんか。逆に、ずっと辞める辞めると言っていた友人が結局残る決断をして、意外にすっきりした顔をしていた、ということもあるかもしれません。どちらの話を聞いても、「自分はまだ決められていない」という事実だけが浮き彫りになって、モヤモヤが増すことがあります。

人材業界に長く身を置いていると、「辞めるか残るか」を何ヶ月も悩み続ける方によく出会います。堂々巡りの原因は、「今の職場は良いか悪いか」を一つの大きな問いにしていることにあります。どんな職場にも良い面と悪い面が混ざっているので、全体を一つの答えにまとめようとする限り、結論は出ません。堂々巡りから抜け出すには、感情とは別に、不満の中身を一つずつ切り分けて答えるための問いを用意しておくことが有効です。

判断のための3つの問い

判断のための3つの問い

Q1 自分の行動で変えられる問題か

自分の働きかけで改善できる余地があるか(変えられるなら、まず試してみる)

Q2 時間が経てば解決するか

時間の経過で自然に状況が変わる見込みがあるか(見込みがあれば様子を見る)

Q3 この先も同じ形で続きそうか

会社の制度や文化そのものに根ざした不満か(続くなら環境を変える方を検討)

この3つは、それぞれ「自分の力で変えられるか」「時間が変えてくれるか」「構造そのものの問題か」を分けて見るための問いです。Q1・Q2に当てはまる要素が多いなら、今の職場で改善を試す価値があります。Q3に当てはまる要素が多いなら、環境を変える方が根本的な解決に近づきます。

「良いところもある」に振り回されない

「今の職場にもいいところがある」という事実は、「残るべき」という結論に直結するとは限りません。どんな職場にも良い面と悪い面はあります。大事なのは、良い面があることそのものではなく、悪い面が3つの問いのどれに当てはまるかを見極めることです。「良いところもあるし」で考えるのを止めてしまうと、堂々巡りの入り口に逆戻りしてしまいます。

判断に迷ったら、期限を決める

それでも判断がつかない場合は、「3ヶ月試してダメなら動く」のように、期限を決めてみるのも一つの方法です。期限があることで、堂々巡りに終止符を打ちやすくなります。

実は、判断にかける時間の長さそのものが、後悔の少なさと関係しているというデータもあります。マイナビ転職の「転職満足度調査」(転職経験者700人が対象)によると、転職を後悔している人は約6割が、転職を意識し始めてから3ヶ月以内に決断していました。一方、後悔していない人は4ヶ月以上かけて考えた人が多数派だったという結果も出ています。「早く決めなければ」と焦って結論を急ぐより、上の3つの問いに答えながら少し時間をかける方が、結果的に納得できる選択につながりやすいと言えそうです。

転職経験者の73.4%は、転職を「後悔していない」

73.4%
後悔していない 73.4%
後悔している 26.6%

転職経験者の7割超は、転職を「後悔していない」と回答しています。ただし4人に1人は後悔も感じており、上で触れた「判断にかけた時間の長さ」が、その差の一因になっている可能性があります。

出典:マイナビ転職「転職満足度調査」(転職経験者700人対象) https://meetscareer.tenshoku.mynavi.jp/entry/data-09

堂々巡りは、生活のこんな場面にも影を落とす

「辞めるか残るか」で頭がいっぱいになっていると、影響は仕事の外にもじわじわ広がっていきます。

例えば、友人との飲み会で「最近どう?」と聞かれたとき、本当は話したいこともあるのに、「まあぼちぼち」とだけ答えて話題を変えてしまう——そんな経験はありませんか。頭の中で結論が出ていないと、人に話すこと自体が億劫に感じられるんですよね。

パートナーがいる方であれば、「そろそろ引っ越しどうする?」「そろそろ子どものことも考えたいね」といった将来の話が出るたびに、「今の仕事を続けるかどうかも分からないのに」と、話を先延ばしにしてしまうこともあるかもしれません。

休日に出かけても、ふとした瞬間に頭の中で仕事の不満がリプレイされ、一緒にいる相手の話が耳に入ってこなくなる——せっかくの休みなのに、心はオフになっていない状態です。日曜の夜になると、まだ何も決まっていないまま月曜日を迎える憂うつさだけが募っていく、という方も多いのではないでしょうか。

堂々巡りが長引くほど、こうした「仕事の外」の時間にまで悩みがにじみ出てきます。3つの問いで整理することは、単に転職の判断を早めるためだけでなく、こうした生活の場面を取り戻すことにもつながります。

感情と切り分けて、問いに答えてみる

3つの問いに沿って整理する方が、後悔の少ない結論にたどり着けます。夜中に一人で考え込むより、上の3つの欄に一つずつ答えを書き出していくと、思っている以上に頭が整理されるはずです。(この内容は保存されません。残しておきたい場合はスマホのメモ等にもコピーしておくと安心です)3つの問いに答えても迷いが晴れない方は迷いの原因を突き止める記事から、判断の前に他の悩みも整理したい方は悩みの全体ガイドから読み進めてみてください。

次に読む記事

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。

#転職の判断基準 #キャリア相談 #転職の悩み #転職準備 #キャリア設計

当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

ABOUT ME
ゆうさん
長年、Web制作の側面から人材業界のお仕事のお手伝いをしてきた「はたらき方ナビ」運営者。企業の採用担当者や転職エージェントとの関わりの中で見えてきた実情をもとに、「今の仕事のままでいいのか」と迷う方が自分の状況を言葉にし、次の一歩を選べるようになる情報を発信しています。