未経験に人気!事務・バックオフィスのお仕事
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この記事を読むとわかること:(読了目安:4分)
一般事務・経理・人事など主要なバックオフィス職種の違いや労働条件を比較し、未経験から自分に合う働き方(派遣・正社員)を選ぶための具体的なステップがわかります。
未経験にも人気の事務職|倍率と選ばれる理由
デスクワークで体力的な負担が少なく、土日祝休みや定時退社がしやすいことから、事務・バックオフィス職は未経験からのキャリアチェンジ先として根強い人気があります。「立ち仕事や残業が多くて体力的にきつい」「生活リズムを整えて長く続けられる仕事に就きたい」と考えて事務職を目指す方も少なくありません。
一方で、多くの求職者が希望するため、競争率が高い職種でもあります。
一般事務は有効求人倍率0.29倍の人気の職種
求人1件あたりの応募者数
約3.4人
それだけ多くの人が同時に事務職を目指しているということでもあります。人気の求人は早く埋まりやすいため、一人で情報収集を抱え込まず、エージェントや派遣会社に登録しておくと、条件に合う求人をいち早く教えてもらえます。
出典:厚生労働省
それにもかかわらず事務職が選ばれ続けるのは、特別な国家資格がなくても、文字入力やメール作成といったパソコンの基本操作ができれば応募できる求人が多いためです。ただし、倍率が高いからこそ、事務職の種類ごとの違いを把握し、自分に合った雇用形態や応募ルートを選ぶことが重要になります。
事務・バックオフィス職種の違いと特徴を比較
ひとくちに「事務職」と言っても、配属される部署や担当業務によって仕事内容や求められるスキル、忙しさの波は異なります。代表的なバックオフィス職種の特徴を比較してみましょう。
一般事務(庶務)
データ入力、書類の作成や整理・ファイリング、郵便物の仕分け・発送、電話や来客の対応、オフィス備品の管理など、定型的なオフィスワークを幅広く担当します。業務手順がマニュアル化されている職場が多く、残業が少なめで定時退社しやすいのが特徴です。基本的なPC操作(Word、Excel)に加えて、正確で丁寧な作業と、周囲への細やかな気配りが求められます。
経理事務
伝票の起票や仕訳、請求書の発行・受取、社員の経費精算、入出金管理、月次決算や年次決算の補助など、会社のお金に関する実務を担います。月末月初や、四半期・年度末の決算期に明確な繁忙期がある反面、それ以外の期間は比較的定時で帰りやすいメリハリがあります。日商簿記3級〜2級程度の知識や数字への几帳面さが求められ、実務経験を積むほど市場価値が高まる専門職種です。
人事・労務事務
従業員の勤怠管理、給与計算の補助、社会保険・雇用保険の手続き、入退社手続き、採用面接の日程調整などを担当します。毎月の給与計算の締日直後や、入退社が集中する春・秋、年末調整が行われる11〜12月が繁忙期となります。労働法規や社会保険制度の知識に加えて、個人情報を取り扱う厳格な守秘義務と、従業員からの相談に丁寧に対応するコミュニケーション力が求められます。
営業事務・総務事務
営業事務は、見積書の作成、受発注処理、商品の在庫確認や納期調整、顧客からの問い合わせ対応など、営業担当や取引先と密に連携して売上をサポートします。臨機応変なスピード感や対人折衝力が活きる仕事です。総務事務は、オフィス設備の維持管理、社内規程の管理、社内行事や株主総会の準備など、会社組織全体の基盤を支えます。社内のあらゆる相談窓口となるため、柔軟な調整力が強みになります。
| 職種 | 主な仕事内容 | 繁忙期の傾向 | 専門性・キャリア | 未経験からの入りやすさ |
|---|---|---|---|---|
| 一般事務 | データ入力、書類整理、電話・来客対応 | 月末月初に多少あるが比較的安定 | 汎用的なオフィス実務スキル | ◎(求人・応募ともに最多) |
| 経理事務 | 伝票処理、請求書管理、経費精算、決算補助 | 月末月初、四半期・年度決算期 | 高い(簿記資格が直結) | ◯(簿記3級等があると有利) |
| 人事・労務 | 勤怠管理、給与計算、保険手続き、採用補助 | 給与締日、年末調整、4月入社期 | 高い(法制度・労務の知識) | △〜◯(アシスタント枠から) |
| 営業事務 | 受発注管理、見積作成、納期調整、顧客対応 | 月末・四半期末の売上締日前後 | 業務処理力・対人折衝力 | ◎(接客・営業経験が活きる) |
事務職の労働条件と働きやすさ|残業・休日・生活との両立
事務職が働きやすいとされる背景には、労働条件の予測しやすさがあります。
残業と休日の見通し
一般事務の求人は、土日祝休み(完全週休2日制)で年間休日120日前後の職場が多く、残業時間も月平均10時間未満に抑えられている職場が目立ちます。終業時刻が読みやすいため、子どもの送り迎え、家族のサポート、資格取得に向けた勉強時間など、日々の生活設計を安定して立てられます。
繁忙期の見極め方
「残業が少ない」と言われる事務職でも、職種によって業務が集中する時期は異なります。経理は決算期、労務は年末調整や年度替わり、営業事務は月末の売上締めなど、それぞれ波があります。求人票の「月平均残業時間」という数字だけでなく、「繁忙期は年に何回あり、何月頃に集中するか」を事前に確認しておくと、入社後の生活とのミスマッチを防ぎやすくなります。
在宅勤務・テレワークの状況
クラウドツールの普及やペーパーレス化が進んだ企業では、週数日の在宅勤務(テレワーク)を取り入れている事務求人も増えています。ただし、郵便物の仕分けや紙伝票の処理、来客応対などを担当するポジションでは出社が必須となる場合もあります。テレワークを希望する場合は、業務内容と出社頻度のバランスを求人情報で確認しておくことが大切です。
働き方の選択|「派遣」と「正社員」それぞれの特徴と次のステップ
未経験から一般事務の正社員を目指す場合、求人倍率の低さが一つの壁になります。そのため、「派遣」と「正社員」それぞれのメリットを理解し、自分に合ったルートから着実に進めるのが現実的です。
派遣(紹介予定派遣を含む)から始める場合
派遣は、「まずは未経験から事務の実務経験を積みたい」「大手企業や整ったオフィス環境で働きたい」「残業なし・勤務地など労働条件を厳密に守りたい」という方に適した選択肢です。
派遣会社ではPCスキルのチェックや研修講座が用意されていることが多く、未経験歓迎の求人も豊富に取り扱っています。派遣として1〜2年実務を経験すれば、職務経歴書に「事務経験あり」と書けるようになり、その後の専門事務(経理・人事など)や正社員へのキャリアアップがぐっと現実的になります。また、一定期間派遣として働いたあとに双方の合意で正社員になれる「紹介予定派遣」を活用するのも効果的な方法です。
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最初から正社員(直接雇用)を目指す場合
正社員は、「初めから長期雇用の安定性や賞与(ボーナス)、昇給を重視したい」「定型業務だけでなく幅広い業務に裁量を持って関わりたい」という方に向いています。
未経験から正社員事務を目指す際は、応募が殺到する「一般事務」だけに絞るのではなく、接客・販売や営業経験が直接活きる「営業事務」や、中小企業の「総務・庶務兼務」などの求人を視野に入れると通過率が高まります。また、MOS(Excel)や日商簿記3級などの資格を取得し、実務への意欲を形にしておくことも有効です。転職エージェントや求人サイトを活用し、「人柄・コミュニケーション重視」「未経験育成前提」の求人を丁寧に探していきましょう。
まとめ
事務・バックオフィス職は、生活との両立がしやすく未経験からでも挑戦しやすい人気の職種です。求人倍率は低めで競争はありますが、一般事務だけでなく経理や人事、営業事務など職種の視野を広げることで選択肢は大きく増えます。まずは派遣で実務経験とPCスキルを積み上げていくか、前職の強みを活かして正社員を目指すか、ご自身の希望や現在の状況に合わせて無理のないステップから進めてみてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。
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