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この記事を読むとわかること:(読了目安:3分)
スタートアップで働くメリットと厳しさの側面、向いている人の特徴がわかります。

スタートアップは、少人数で事業を急成長させることを目指す企業です。裁量の大きさや成長スピードが魅力な一方、安定性や体制の面では大企業と異なる特徴があります。両面を知った上で検討したい選択肢です。

はじめに:スタートアップ、なんとなく華やかなイメージがありませんか

同期や友人が「スタートアップに転職した」と聞いて、「え、大丈夫なの?」と心配になったり、逆にうらやましく感じたりしたことはありませんか。「スタートアップ=勢いがあってかっこいい」というイメージを持つ方もいれば、「不安定そう」と敬遠する方もいます。実際にはどちらの側面もあり、自分の価値観との相性が重要になります。設立から5年未満の企業でも5年後の生存率は81.7%というデータもあり(出典:中小企業庁「中小企業白書」2023年)、約8割の企業が事業を続けられている実態も、判断材料の一つになります。

スタートアップの約8割は、5年後も事業を続けている

81.7%
5年後も事業を継続 81.7%
廃業・撤退等

「不安定そう」というイメージだけで判断せず、実際の継続率も踏まえて検討する材料になります。

出典:中小企業庁「中小企業白書」2023年

スタートアップで働くメリット

少人数で事業を回している分、一人が担う裁量の範囲が広く、意思決定のスピードも速い傾向があります。役職や年次に関わらず、成果を出せば早い段階で重要な役割を任されることも珍しくありません。事業の急成長を間近で経験できるのも大きな魅力です。

知っておきたい厳しさの側面

組織の体制やマニュアルが整っていないことも多く、自分で考えて動く力が求められます。また、事業の成長段階によっては、大企業と比べて給与水準や福利厚生が控えめな場合もあり、経営状況の変化による不安定さもゼロではありません。

生活面への影響:収入の波と、まわりへの説明

スタートアップは事業の成長段階によって、賞与や昇給のペースが年によって変わることがあります。「今年は住宅ローンの審査に通るだろうか」「来年の家族旅行の予算はどうしよう」といった、生活設計に関わる場面で、大企業に比べて見通しを立てにくいと感じることもあるかもしれません。

また、実家の親や友人に転職先を伝えたときに、「なぜ安定した会社を辞めるの?」と心配されることもあります。そうした場面では、「不安定そう」という漠然とした説明で終わらせず、次で紹介する資金調達の状況や事業の継続年数といった具体的な材料を添えて話すと、まわりも納得しやすくなります。少人数の組織ならではの身軽さは、休日に連絡が来ることがあるなど、オンとオフの境目が大企業より曖昧になりやすい面でもあります。パートナーや家族とも、そうした働き方について事前に話しておくと安心です。

向いている人の特徴

自分で試行錯誤しながら進めることを楽しめる人には、スタートアップは相性の良い環境です。変化の多い環境にワクワクできる人も向いています。逆に、安定した体制の中でじっくり腰を据えて働きたい方には、大企業のほうが合っているかもしれません。

入社前に確認しておきたいこと

事業の成長段階(創業直後か、ある程度軌道に乗っているか)や、資金調達の状況は、安定性を見極める上で参考になる情報です。面接の場で、事業の状況について率直に質問してみるのも一つの方法です。家族に転職の背景を説明するときも、この2点を材料にすると伝わりやすくなります。

まとめ:裁量と安定性、どちらを優先したいか

スタートアップで働くことは、裁量の大きさと引き換えに、体制面での不確実性も伴います。自分が働く上で何を優先したいかを整理した上で、検討してみてください。自分が何を大事にして働きたいか整理したい方は価値観の記事から、他の業界とも比較したい方はチェックリストから読み進めてみてください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。

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ゆうさん
長年、Web制作の側面から人材業界のお仕事のお手伝いをしてきた「はたらき方ナビ」運営者。企業の採用担当者や転職エージェントとの関わりの中で見えてきた実情をもとに、「今の仕事のままでいいのか」と迷う方が自分の状況を言葉にし、次の一歩を選べるようになる情報を発信しています。