【2026年後半】伸びている業界・稼げる業界はどこ?doda・マイナビの最新データで比較
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この記事を読むとわかること:(読了目安:5分)
今の仕事以外にどんな選択肢があるか、データで一緒に確認してみましょう。2026年下半期は15分野中12分野で求人が増加見込みです。特に人材サービス・コンサル・IT/通信は「動きやすい」業界、年収面では金融・保険がトップという結果が出ています。
はじめに:今の仕事以外のこと、実はよく知らないですよね
「今の会社以外に、自分に合う業界があるのかな」「そもそも今どんな業界が伸びているのか知らない」——そう感じたことはありませんか。毎日忙しく働いていると、自分の業界・職種以外の情報に触れる機会は意外と少ないものです。知らないことは、悪いことでも恥ずかしいことでもありません。まずは知ることから始めてみましょう。
全体感:2026年下半期は12分野で求人増加
15業界・職種のうち12分野で、求人の増加または高水準の継続が見込まれています。
転職サービスdoda(パーソルキャリア)が発表した「転職市場予測2026下半期」(2026年7月6日発表)によると、人手不足に加えてAIを活用できる人材への需要が高まっており、企業の採用スタンスは「とにかく頭数を確保する」から「即戦力を採用する」へと移行しつつあると分析されています。
求人動向で見る「今、動きやすい業界」
doda「転職市場予測2026下半期」(2026年7月6日発表)によると、調査対象の15分野中12分野で求人の増加または高水準の継続が見込まれています。特に人材サービス・コンサルティング・IT/通信は、人手不足に加えてAIを活用できる人材へのニーズの高まりを背景に、継続的に求人が旺盛な「動きやすい」業界として挙げられています。
直近の2026年7月の転職求人倍率は2.71倍で、前月から0.16ポイント上昇しました。求人数は前月比0.9%増、前年同月比17.2%増である一方、転職希望者数は前月比5.0%減です。doda会員を基にした指標ではあるものの、気になる業界の求人を比較し始めるには選択肢を探しやすい状況といえます。
転職求人倍率の推移
出典:doda「転職求人倍率レポート(2026年7月)」
より詳細な業界別の求人動向(月次の求人数増減等)は、doda「転職求人倍率レポート」でも継続的に公表されています。気になる業界がある場合は、最新の数値を直接確認することをおすすめします。
年収で見る「稼ぎやすい業界」
業種別の初年度年収では、金融・保険が640.7万円で最も高い結果となっています。
同じくマイナビキャリアリサーチLabの調査(2026年7月更新版)では、全国平均の初年度年収は510.1万円。業種別で見ると金融・保険が640.7万円ともっとも高く、平均を100万円以上上回っています。
出典:マイナビキャリアリサーチLab「2026年5月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」
初年度年収の業種差
(700万円を基準にした長さで比較)
出典:マイナビキャリアリサーチLab
求人動向のランキングと年収のランキングは、必ずしも一致しません。求人倍率が高い業界が、そのまま高年収とは限らない点には注意が必要です。
「動きやすい業界」と「稼ぎやすい業界」は違う
① 動きやすい業界(求人が増えている)
人材サービス・コンサル・IT/通信など、15分野中12分野で求人が増加または高水準を継続。
→ 「選択肢の多さ」を示す指標であり、稼ぎやすさとは別軸
② 稼ぎやすい業界(年収が高い)
金融・保険が640.7万円で最も高く、全国平均510.1万円を100万円以上上回る。
→ 求人倍率の高さとは必ずしも一致しない
求人倍率が高い=良い、とは限らない理由
これまで見てきた実例で言うと、求人倍率の高さだけで業界を選ぶのは、正直あまりおすすめできません。求人倍率が高い業界は、裏を返せば「人が定着しにくい」業界である可能性もあるからです。倍率はあくまで「選択肢の多さ」を示す指標であり、「働きやすさ」や「自分に合っているか」を保証するものではない、という視点を持っておくと判断を誤りにくくなります。
数字はあくまで判断材料の一つとして、実際に転職エージェントに相談したり、求人票の詳細な条件を確認したりしながら、総合的に判断することをおすすめします。
業界を跨いだキャリアの安定性という視点
「動きやすい業界」を知っておくことは、実は暮らしの安定にも直結します。今の業界が縮小傾向にあると、いざというときに転職先の選択肢が限られ、住宅ローンの返済計画や子どもの進学時期に合わせたキャリアの見通しが立てにくくなります。逆に、複数の業界で求人が増えている今のような局面を知っておけば、「今の会社で万一のことがあっても、ここなら移れる」という心理的な余裕を持って日々の仕事に向き合えます。
例えば、同じ職種でも縮小傾向の業界にいるか、成長傾向の業界にいるかで、5年後・10年後に「同じ会社に居続けられるか」「異業種への転職を迫られるか」という不安の大きさは変わってきます。今すぐ転職するかどうかとは別に、自分がいる業界・興味のある業界が「12分野中の増加組」に入っているかどうかを知っておくだけでも、将来の暮らしを設計するうえでの安心材料になります。
まとめ:知ることが、選択肢を広げる第一歩
今の仕事以外にどんな業界があるか、どれくらいの条件で募集されているかを知ることは、転職するかどうかを決めるための材料であると同時に、今の自分の立ち位置や、この先の暮らしの安定性を客観的に知る機会でもあります。今回紹介したデータはあくまで全体傾向なので、気になる業界があれば、より詳しい情報を集めてみてください。自分に合う業界・職種を具体的に絞り込みたい方はチェックリストから、年収アップを見据えて準備したい方はそちらから読み進めてみてください。
※本記事のデータは2026年9月時点の公開情報に基づきます(doda転職求人倍率は2026年7月分を反映)。今後の経済動向により変動する可能性があります。
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